ステンレスへのレーザーマーキングとは?レーザーエッチングとの違いや銘板・レーザー刻印の選び方を解説|株式会社富山プレート

技術コラム|レーザー加工・銘板製作

ステンレスへのレーザーマーキングとは?レーザーエッチングとの違いから銘板・レーザー刻印の選び方まで徹底解説

株式会社富山プレート|レーザー加工専門メーカーによる解説コラム


【この記事の監修について】
本コラムは、創業以来40年以上にわたりステンレス・アルミ・樹脂など多様な素材への銘板製作を専門とする株式会社富山プレートの技術スタッフが執筆・監修しています。当社は澁谷工業製・キーエンス製・トロテック製など複数のレーザー加工機を自社保有し、レーザーマーキング・レーザーエッチング・レーザー刻印の各工法を日々の現場で実践しています。


「ステンレスに文字や図を入れたい」「レーザーマーキングとレーザーエッチング、どちらを選べばいいのかわからない」——銘板やレーザー刻印の発注をご検討中のお客さまから、このようなご相談をよくいただきます。

ステンレスへのレーザー加工には大きく分けて①レーザーマーキング(黒発色)②レーザーエッチング+インク充填の2種類があり、それぞれ加工の原理・仕上がり・耐久性・コストが異なります。

本記事ではステンレス レーザーマーキングを中心に、各工法の加工原理・特徴・向いている用途を比較表つきでわかりやすく解説します。

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目次

  1. ステンレス銘板へのレーザーマーキングとは
  2. マーキングの加工原理と特徴
  3. エッチング+インクの特徴
  4. 比較表
  5. 用途別の結論
  6. 活用事例
  7. 設備紹介
  8. 製作フロー
  9. FAQ
  10. まとめ

ステンレス銘板へのレーザーマーキングとは

レーザーマーキングとはレーザー光を金属表面に照射し、文字・ロゴ・バーコードなどを刻む技術です。非接触加工のため高精度・高再現性・量産対応に優れ、工業銘板や設備表示など幅広い分野で採用されています。

  • 耐食性が高い
  • 屋外使用に強い
  • 精密加工が可能
  • 厚みバリエーションが豊富

レーザーマーキング(黒発色)の特徴

レーザー照射により表面の酸化皮膜を変化させ黒色発色させる加工方法です。素材を削らないため板厚変化はありません。

  1. 非接触加工でダメージなし
  2. 素材強度を維持
  3. 高解像度刻印が可能
  4. 耐摩耗性・耐候性が高い
  5. 熱影響が少ない

向いている用途
工業銘板/医療機器表示/屋外銘板/QR刻印/精密部品


レーザーエッチング+インク充填

表面を削り溝を形成し、そこへインクを充填する加工方法です。任意色対応が可能です。

  • 立体感がある
  • 色指定可能
  • 深さ調整できる
  • マーキングより熱影響あり

比較表

項目 マーキング エッチング
加工方式 表面変色 彫刻
凹凸 なし あり
任意
耐久性 非常に高い インク依存
熱影響
精細表現 非常に高い 高い
コスト 比較的安価 やや高い

用途別の結論

素材への負荷を抑えたい → マーキング
薄板・精密部品・屋外使用などはマーキングが最適です。

色や刻印感が必要 → エッチング
安全表示・ロゴ色再現・記念プレート向きです。


活用事例

  • 産業機械銘板
  • 医療機器管理プレート
  • 電気機器表示
  • 屋外設備銘板
  • 長尺スケール刻印

主要設備

  • キーエンス MD-X2520
  • トロテック ファイバーレーザー
  • 澁谷工業 SPF2305A
  • Speedy400FLExx
  • Spirit40
  • UVプリンタ LEF20

製作フロー

  1. お問い合わせ
  2. 見積り提案
  3. データ作成
  4. 試作
  5. 本製作
  6. 納品

納期目安:5〜10営業日


FAQ

Q. 他素材も加工可能?
アルミ・チタン・真鍮など対応可能です。

Q. 小ロット対応?
1枚から可能です。

Q. 屋外用途はどちら?
マーキング推奨です。


まとめ

  • レーザー加工はマーキングとエッチングの2種類
  • 耐久重視ならマーキング
  • 色指定ならエッチング
  • 用途に合わせて選定が重要

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