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1. 多種多彩な樹脂銘板に求められる柔軟性と精度

製造業や各種インフラ設備において欠かせない銘板は、製品情報や安全表示、ロゴやシリアルナンバーなどを明示する重要なパーツです。近年は「多品種・小ロット」のニーズが高まり、それに伴い樹脂やアクリルなど多様な素材、複雑なデザイン、フルカラー対応など柔軟な対応が求められています。従来のシルク印刷では1色ごとの版が必要で、デザイン変更や追加コストが課題でしたが、UVインクジェットプリンターの登場により製作の自由度とスピードが大きく変わりました。

2. UVインクジェットプリンターによる銘板製作とは？

UVインクジェットプリンターは、紫外線で瞬時にインクを硬化させるデジタル印刷技術です。版を必要とせず、デジタルデータから直接印刷できるため、試作や短納期対応、小ロットでの製作が得意です。富山プレートでは、ローランドディージー製「LEF20」を導入し、立体素材やアクリルなどへの高精細な印刷を可能にしています。これにより、記念プレートやフルカラー銘板、可変情報（連番や個人名など）の印刷もスムーズに対応可能です。

3. UVインクジェット印刷の5つの強みとシルク印刷との比較

1. 版が不要：データから直接印刷できるため、小ロット・多品種生産に最適。
2. フルカラー対応：CMYK＋白インクにより、写真やグラデーションも高精細に再現。
3. 即納体制：UV硬化により、乾燥時間ゼロで即時納品・加工が可能。
4. 多素材対応：アクリル・金属・樹脂・紙・レザーなど、幅広い素材に強力に定着。
5. デザイン自由度：細線、微細文字、グラデーションも表現可能でデザイン性が高い。

シルク印刷では1色ずつの印刷が必要であり、細かい表現や写真には不向きで納期にも時間がかかります。これらの違いが、製品ごとの最適な印刷方式の選択を左右します。

4. 富山プレートにおける実例と設備紹介

株式会社富山プレートは、富山県上市町に拠点を構える銘板・シール・薄板加工のプロフェッショナルです。UV印刷だけでなく、ファイバーレーザ、レーザマーキング、エッチングなど多彩な加工設備を保有し、用途や素材に応じた最適な加工法を提案できます。特にUV印刷では、アクリル製記念銘板や工業用の識別プレート、シール製作など、短納期・高精度が求められる案件において高い評価を得ています。

主要設備例：
・UVインクジェットプリンター（ローランド LEF20）
・大型インクジェットプリンター（ミマキ）
・ファイバーレーザー加工機（澁谷工業）
・画像測定機（キーエンス ±0.1μ精度）

5. UVインクジェットが活きる製品と用途別提案

• フルカラー対応の記念品プレート
• アクリル銘板（カラーロゴ・社名表示）
• 工業用シリアルプレート（可変データ）
• 制御盤用の短冊銘板
• フィルム素材・塩ビシールへの印刷
• 支給材への名入れやロゴ印刷

これらはすべて富山プレートの対応範囲内で、UV印刷により短納期・高品質を実現しています。特に工業分野では視認性・耐久性が求められるため、印刷後のラミネートや加工も併用することで、長期使用にも耐えうる品質を確保します。

6. 今後の銘板製作におけるUV技術の可能性

UVインクジェット印刷の市場は、今後さらに成長が期待されます。スマートファクトリー化やロットの細分化が進む中で、フレキシブルな印刷技術は不可欠です。富山プレートでは、高精細な画像データの印刷や、異素材との複合加工によって、唯一無二の製品提案を続けていきます。また、環境配慮型インクの使用や省エネルギー設備の導入など、持続可能な生産体制への転換にも取り組んでいます。

7. まとめと結論

UVインクジェットプリンターは、従来の印刷方式では対応が難しかった「多品種」「高精細」「短納期」「小ロット」の全てに対応できる技術です。アクリル製銘板や工業銘板といった幅広い分野において、今後ますます存在感を高めていくでしょう。株式会社富山プレートでは、その技術力と柔軟な対応力で、企業や現場の課題に応える製品づくりを行っています。試作・量産・記念品製作など、ぜひご相談ください。

8. 記事の要点

• UVインクジェット印刷は版が不要で小ロットに最適
• フルカラーやグラデーションも再現できる高精細印刷
• アクリル・金属・シール・フィルムなど幅広い素材に対応
• 富山プレートは多設備・多加工法を活かした提案力が強み
• シルク印刷では対応困難な短納期・多品種製作に強い
• 環境配慮や持続可能な製品設計にも注力

企業情報

株式会社富山プレート
〒930-0363
富山県中新川郡上市町和合31-1
Tel:076-472-3422
Fax:076-472-3461
ホームページ: https://www.t-pla.co.jp/