ネームプレート作成のポイント:素材選びから加工方法まで徹底解説





ネームプレート作成の極意


ネームプレート作成の極意:アクリルから金属まで素材と加工で変わる工業銘板

目次

  1. はじめに:ネームプレートとは何か
  2. 素材で変わる使用感:アクリル・アルミ・ステンレス・真鍮の比較
  3. 各素材のコスト・耐候性・加工適性
  4. 加工技術の種類と選び方
  5. 工業用銘板に求められる品質と対応
  6. 加工工程:設計から量産までの流れ
  7. まとめと要点
  8. お問い合わせ

1. はじめに:ネームプレートとは何か

ネームプレートは企業や製品の「顔」とも言える存在です。工業銘板、名札、ラベルなど幅広い用途で使われ、識別・案内・注意喚起などの役割を果たします。見た目の美しさだけでなく、素材の耐久性や加工の精度も大切な要素です。

2. 素材で変わる使用感:アクリル・アルミ・ステンレス・真鍮の比較

アクリルは軽量でデザイン性が高く、主に室内や名札などに使用されます。透明性もあり、印刷との相性も良好です。アルミは軽くて加工しやすく、電気機器の銘板やパネルに最適です。ステンレスは高耐久で腐食に強く、屋外や高温環境に適しています。真鍮は高級感があり、記念プレートや表彰板に使用されます。

3. 各素材のコスト・耐候性・加工適性

アクリルは低コストで加工しやすく、短納期にも対応しやすい素材です。アルミは中程度のコストで、薄板加工やレーザーエッチングに向いています。ステンレスはやや高価ですが耐候性に優れ、黒色マーキングにも対応。真鍮は加工に手間がかかるため高価格帯ですが、視認性や重厚感に優れています。

4. 加工技術の種類と選び方

加工にはレーザーエッチング、UV印刷、インクジェット、シルク印刷などがあります。レーザーエッチングは0.01mmの薄板にも対応可能で、ビーム径40μmの高精度な加工が可能。インク充填との組合せで視認性を高めます。UV印刷は金属や樹脂、PETフィルムなどにも印刷でき、フルカラーや小ロットにも対応します。

5. 工業用銘板に求められる品質と対応

工業用銘板は機械の操作パネルや配電盤、公共設備などで使用され、高い視認性と耐久性が求められます。富山プレートではアベルブラック技術によりステンレスに黒色印字を施し、長期間視認性を保つ設計が可能です。QRコードや多言語対応ピクトグラムの組み込みも可能です。

6. 加工工程:設計から量産までの流れ

ネームプレート製作は以下のステップで進行します。

  1. ヒアリングと用途の確認
  2. 材料と加工法の選定
  3. CAD設計とレイアウト作成
  4. 試作と品質チェック
  5. 本製作と出荷検査

このように一貫した体制で品質管理を徹底し、短納期・小ロットでも安定供給が可能です。

7. まとめと要点

  • 素材にはアクリル・アルミ・ステンレス・真鍮がある
  • 加工法にはレーザーエッチング・UV印刷・インクジェットがある
  • 使用環境と目的に合った素材選びが重要
  • 設計から出荷まで一貫した対応が品質の要
  • 工業用銘板には視認性と耐候性が必須

8. お問い合わせ

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