機械操作パネル・コントロールパネルの製作ガイド|視認性・耐油性と加工方法の選び方

機械操作パネル・コントロールパネルの製作ガイド|視認性・耐油性と加工方法の選び方

工作機械や制御盤に欠かせない操作パネル・コントロールパネル。ON/OFFなどの電源表示やスイッチの機能表示は、オペレーターの誤操作を防ぎ、ケガや事故を防止するための重要な安全部品です。しかし「油で文字が消えてしまった」「小ロットだと版代が高くつく」「デザイン性のあるパネルを作りたい」など、調達・設計の現場ではさまざまなお悩みがあります。

このコラムでは、創業46年の銘板・プレート専門メーカーである富山プレートが、機械操作パネル・コントロールパネルの役割と求められる性能、加工方法別の使い分けをわかりやすく解説します。

コントロールパネル(操作パネル)とは

コントロールパネルとは、機械や設備の操作部に取り付けられ、スイッチやボタンの機能・状態を表示するプレートのことです。ON/OFFの電源表示、操作手順、パーツ番号、目盛りなど、オペレーターが機械を正しく扱うために必要な情報を表示します。

工作機械には、社名板や警告銘板とあわせて多くの操作表示パネルが取り付けられており、誤作動の防止やケガ・事故の防止に役立っています。表示が擦り切れて読めなくなれば誤操作のリスクに直結するため、使用環境に耐える素材・加工の選定が重要です。

工作機械用のコントロールパネル・操作表示プレートの製作例

操作パネルに求められる3つの性能

  • 高い視認性:とっさの操作でも読み間違えない、鮮明でコントラストの高い表示
  • 耐油・耐水性:切削油や洗浄液が付着する環境でも文字が消えない耐久性
  • 耐候・耐摩耗性:日常的に手が触れる部位や屋外設置でも長期間読める表示品質

富山プレートでは、これらの要件に応じてメタルフォト・レーザーマーキング・裏印刷などの加工方法を使い分け、機械に最適な操作パネルをご提案しています。

加工方法別・コントロールパネルの使い分け

メタルフォト|過酷な環境・長期使用向け

耐用年数25年以上の感光性アルミ銘板「メタルフォト」は、まさにコントロールパネル用素材として米国を中心に世界中で使用されています。表示がアルマイト層の内部で発色しているため、耐油・耐摩耗・耐薬品性に優れ、擦れても文字が消えません。解像度も高く、細かい表示や目盛りも鮮明に表現できます。詳しくはメタルフォトの解説コラムをご覧ください。

レーザーマーキング|素材に直接刻印・小ロットに最適

高精度レーザーマーカーで、ステンレスやアルミなどの素材に直接文字や目盛りを刻印する加工です。インクを使わないため剥がれ・退色の心配がなく、ON/OFF表示・パーツ番号・QRコードまで精度高く印字できます。お客様からの支給材への刻印にも対応しています。詳しくはレーザーマーキングの解説コラムをご覧ください。

裏印刷・LHコートパネル|フルカラー・デザイン性重視

LHコートパネルではフルカラー印刷が可能なため、コーポレートカラーを使った表示や、アイコン・イラストを含むデザイン性の高い操作パネルにおすすめです。裏面から印刷する裏印刷仕様なら、印刷面が直接手に触れないため、表示の摩耗を防ぐことができます。

版代不要で小ロットのコストを圧縮

従来のシルク印刷では、製作のたびに版代が初期費用として発生していました。富山プレートの加工方法は版を必要としないため、小ロットでの製作時にコストの圧縮に貢献します。試作1枚からの製作や、機種ごとに表示が異なる多品種少量のパネル製作にも柔軟に対応できます。

データはIllustratorをはじめ各種形式でご入稿いただけます。入稿方法の詳細は銘板の入稿データ完全ガイドをご覧ください。

擦り切れたパネルのリニューアルも承ります

現在お使いの機械の操作パネルで、文字の擦り切れや目盛りの削れで表示が見えにくくなっていませんか。誤操作や事故を防ぐ観点からも、見えにくくなったパネルは早めのリニューアルをおすすめします。富山プレートでは、現物からの再製作にも対応しています。詳しくは銘板リニューアルのコラムをご覧ください。

まとめ|操作パネルの製作は富山プレートへ

機械操作パネル・コントロールパネルは、視認性・耐油性・耐摩耗性が求められる安全部品です。使用環境と求めるデザインに応じて、メタルフォト・レーザーマーキング・裏印刷(LHコート)を使い分けることで、長く読みやすいパネルを実現できます。

富山プレートは、工作機械メーカー・制御盤メーカー・半導体製造装置メーカーなど精度の求められる業界への納入実績が豊富な銘板専門メーカーです。操作パネルの新規製作からリニューアルまで、お気軽にご相談ください。

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