レーザーマーキングで進化する工業銘板|アルミ・真鍮・SUS対応の高精度加工





レーザーマーキングで進化する工業銘板|アルミ・真鍮・SUS対応の高精度加工


レーザーマーキングで進化する工業銘板|アルミ・真鍮・SUS対応の高精度加工

目次

  1. レーザーマーキングとは
  2. レーザーマーキングの仕組み
  3. 工業銘板での活用事例
  4. 素材別の特性とメリット(アルミ・真鍮・SUS)
  5. 金属銘板以外の幅広い用途
  6. 導入時の注意点と品質設計のポイント
  7. 富山プレートのレーザーマーキング設備
  8. 実績紹介:工業銘板からデザイン製品まで
  9. まとめと今後の展望
  10. この記事の要点

レーザーマーキングとは

レーザーマーキングは、レーザー光を材料表面に照射し、文字やロゴ、シリアル番号、二次元コードを直接刻印・印字する技術です。インクや薬剤を使わないため環境負荷が少なく、摩耗や腐食に強い印字を実現します。

特に工業銘板や金属銘板では、アルミ、真鍮、SUSといった素材に幅広く対応できる点が強みです。富山プレートは1973年の創業以来、金属銘板や工業プレートの製作に携わり、最新のレーザー加工機を導入して高精度なマーキングを行っています。

レーザーマーキングの仕組み

レーザー光を一点に集光し、瞬間的に高温を発生させて素材の表面を蒸発(アブレーション)や酸化で加工します。方式には以下があります。

  • ファイバーレーザー:金属への高精度マーキングに最適。アルミ、真鍮、SUSに対応。
  • CO₂レーザー:樹脂、木材、ガラスなど非金属素材に対応。

富山プレートは、キーエンス製「MD-X2520」やトロテック製ファイバーレーザーなどを導入し、多様な金属と非金属に対応可能です。

工業銘板での活用事例

  • 産業用銘板:シリアルナンバーやQRコードを直接刻印し長期視認性を確保。
  • 医療機器・食品機器:滅菌や薬品洗浄に耐えるロット番号や日付印字。
  • 電子部品・自動車部品:小型部品の識別やトレーサビリティ確保。
  • ギフト・アクセサリー:名入れやオリジナルデザイン刻印。
  • 日用品・販促品:スマホケースやタンブラーへのパーソナライズ刻印。

素材別の特性とメリット(アルミ・真鍮・SUS)

  • アルミ銘板:軽量で加工性に優れ、視認性向上のためインク充填も可能。
  • 真鍮銘板:高級感ある仕上がりで長期的に美観を維持。
  • SUS銘板:耐食性・耐熱性に優れ、黒色マーキングで視認性が向上。

金属銘板以外の幅広い用途

金属以外にもレーザーマーキングは幅広い素材に対応します。

  • 樹脂銘板:配電盤や電気関連の短冊銘板やタイトル銘板。
  • 木材・ガラス:ギフトや記念品への名入れ。
  • 特殊素材:チタンや銅など高難度素材への対応も可能。

導入時の注意点と品質設計のポイント

  • 素材ごとに最適条件を設定(出力やパルス幅)。
  • 刻印深さと加工速度のバランスを考慮。
  • レーザー光の安全対策(遮光カバーや保護メガネ)。
  • 集塵機や排気装置の設置で環境対策。
  • 連番・ロット番号の自動付与などデータ管理。

富山プレートのレーザーマーキング設備

  • キーエンス MD-X2520(2021年導入)
  • トロテック ファイバーレーザー加工機
  • コムネット Spirit40(樹脂加工対応)
  • trotec Speedy400FLEXX(CO₂/ファイバー切替式)

実績紹介:工業銘板からデザイン製品まで

  • 工業銘板(社名板・名札・金属銘板・樹脂銘板)
  • 配電盤関連銘板(短冊銘板・タイトル銘板)
  • 公共交通機関用プレート
  • 高級オーディオパネル刻印
  • 贈答記念銘板、墓石用プレート
  • QRコード銘板、データマトリクス刻印

まとめと今後の展望

レーザーマーキングは高精度・高耐久・環境配慮に優れた加工方法であり、工業銘板や金属銘板の分野で必須の技術です。富山プレートは最新設備と長年の実績に基づき、多様な素材に最適なマーキングを提供しています。トレーサビリティやデザイン性を強化したい企業に最適なパートナーです。

この記事の要点

  • レーザーマーキングは非接触で高精度な印字が可能
  • アルミ・真鍮・SUS対応で工業銘板に最適
  • 富山プレートは最新設備で多様なニーズに対応
  • 導入時は条件設定と安全対策が重要
  • 幅広い用途に応用できる加工技術

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