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ファイバーレーザーによるレーザーマーキングと銘板加工の最新技術|株式会社富山プレート

ファイバーレーザーによるレーザーマーキングと銘板加工の最新技術
目次
- 導入 ファイバーレーザーとレーザーマーキングの可能性
- ファイバーレーザーマーキングとは
- 特徴
- 加工できる素材
- 主な加工方式
- 利用例
- 他のレーザーマーキングとの違い
- 富山プレートの技術と強み
- まとめ
- この記事の要点
- お問い合わせ先
1. 導入 ファイバーレーザーとレーザーマーキングの可能性
近年、製造現場や電子部品の分野で「ファイバーレーザー」を用いた「レーザーマーキング」が注目されています。特に金属銘板やステンレスプレートなど、耐久性と視認性を両立させる用途に最適な加工技術として普及が進んでいます。富山プレートでは、精密な刻印を可能にする最新のファイバーレーザーを導入し、工業銘板からデザイン性を重視した製品まで幅広く対応しています。
2. ファイバーレーザーマーキングとは
ファイバーレーザーマーキングは、ファイバーレーザーを光源に用いて金属や一部の樹脂に刻印や印字を行う加工方法です。レーザー光を集光させ、対象物の表面に熱エネルギーを与えることで、酸化・融解・蒸発などを利用し文字やロゴ、シリアル番号、バーコード、QRコードを高精度に描きます。
3. 特徴
- 高精度・高解像度:数ミリ以下の小さな文字や微細な線も鮮明に刻印可能。
- 高速マーキング:出力効率が高く、短時間で量産に対応。
- 耐久性の高い印字:摩耗や薬品に強く、半永久的に残る。
- 非接触加工:素材への負荷が少なく、精密部品にも適用可能。
4. 加工できる素材
ファイバーレーザーは幅広い素材に対応可能です。
- 金属:ステンレス、アルミ、真鍮、銅、チタン、工具鋼など
- 樹脂:ABS、ポリカーボネート、ナイロンなど(一部は添加剤を含む場合に最適)
5. 主な加工方式
- 黒色マーキング(アニーリング):酸化膜を生成し黒く見せる方法。医療用ステンレス器具に多用。
- 白色マーキング:表面を粗化し、光の乱反射で白く見せる。
- 彫り込みマーキング:表面を削って凹凸を作り、耐摩耗性を強化。
- カラーマーキング:酸化膜の厚さを制御して干渉色を出す。チタンやステンレスで実現可能。
6. 利用例
- 工業銘板(機械や装置のシリアル番号、仕様プレート)
- 医療機器(スケールや型番刻印)
- 自動車部品(部品番号、QRコード刻印)
- 電子機器(コネクタやICチップへのマーキング)
- 宝飾品やノベルティ(ロゴ刻印、名入れ加工)
7. 他のレーザーマーキングとの違い
- CO₂レーザー:樹脂や木材に適するが金属には不向き。
- YAGレーザー:金属加工可能だが寿命や効率面で劣る。
- ファイバーレーザー:金属に最適、省エネ・長寿命・高効率。
8. 富山プレートの技術と強み
株式会社富山プレートでは、最新のファイバーレーザー加工機を導入し、0.01mm単位の精密なレーザーマーキングを実現しています。ステンレスや真鍮など多様な金属銘板に対応し、工業用途からデザイン性を重視したオリジナルプレートまで幅広く製作可能です。さらに、画像測定機による品質保証やPL法準拠の表示銘板など、安全性と信頼性を両立させた製品づくりを行っています。
9. まとめ
ファイバーレーザーによるレーザーマーキングは、高精度・高耐久性・高速処理を兼ね備えた革新的な加工技術です。特に金属銘板やステンレス製の工業プレートでは、その特性を最大限に発揮します。富山プレートの設備と経験を活かすことで、顧客のニーズに応じた高品質なマーキングが可能です。
10. この記事の要点
- ファイバーレーザーマーキングは金属銘板に最適
- 高精度・高速・高耐久の印字が可能
- ステンレス、真鍮、アルミなど幅広い素材に対応
- 工業用からデザイン性重視の製品まで幅広く利用
- 富山プレートでは最新設備と品質管理で対応
11. お問い合わせ先
銘板製作やお見積りに関するご相談は以下のページから承っております。
株式会社富山プレート
〒930-0363 富山県中新川郡上市町和合31-1
Tel:076-472-3422 Fax:076-472-3461
ホームページ: https://www.t-pla.co.jp/