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レーザーマーキングで進化する金属銘板製作|ステンレス・アルミ対応の工業銘板加工

レーザーマーキングで進化する金属銘板製作|ステンレス・アルミ対応の工業銘板加工
- 1. 銘板とは?その役割と重要性
- 2. 彫刻銘板(機械彫刻・エッチング)の特徴
- 3. 印刷銘板とその加工方法
- 4. レーザーマーキング銘板の強み
- 5. 腐食+塗装銘板の仕上がりと用途
- 6. 切り文字・立体銘板のデザイン性
- 7. 金属素材別の最適な加工法(ステンレス・アルミ)
- 8. 富山プレートのレーザーマーキング技術
- 9. 工業銘板に求められる品質と耐久性
- 10. お問い合わせ・見積もり案内
- この記事の要点
1. 銘板とは?その役割と重要性
銘板は、機械や装置に取り付けられる情報表示プレートです。社名や型番、注意喚起、操作方法を伝えるために使われます。近年は製造業におけるトレーサビリティ確保のため、シリアル番号やQRコード、バーコードを刻印した工業銘板の需要が増えています。特に金属製銘板は耐久性に優れ、屋外や厳しい工場環境でも長期使用が可能です。
2. 彫刻銘板(機械彫刻・エッチング)の特徴
彫刻銘板は金属表面を削ったり腐食させたりして文字や模様を刻む方式です。機械彫刻はカッターで直接削るため、ステンレスやアルミでも精密な刻印が可能です。エッチングは薬品を使い表面を腐食させる方法で、凹凸の深い表現が可能。視認性や耐候性に優れており、屋外設備や長期使用に適しています。
3. 印刷銘板とその加工方法
印刷銘板はフルカラー対応が可能で、デザイン性を重視した用途に最適です。シルク印刷は耐候性が比較的高く、工業用に使われます。UV印刷は紫外線硬化方式で、細かいロゴや写真デザインも表現でき、少量多品種にも対応。アルミやステンレスなど金属素材にも適用できるため、幅広い業界で採用されています。
4. レーザーマーキング銘板の強み
レーザーマーキングは近年注目される加工方法です。レーザー光で金属表面を変色・酸化・彫刻することで、消えにくい印字を実現します。ステンレスやアルミはもちろん、真鍮やチタンなどにも対応可能。特にQRコードやバーコード、シリアル番号といった可変情報の刻印に最適です。非接触加工なので素材の歪みが少なく、高精度な工業銘板が短納期で製作できます。
5. 腐食+塗装銘板の仕上がりと用途
エッチングで金属を深く彫り、その部分に塗料を流し込むことで視認性を高める加工方法です。黒や赤などの塗装を組み合わせることで、重要な表示を強調できます。工場の制御盤や屋外の案内板など、耐候性と高い視認性が必要な場所に多く採用されています。
6. 切り文字・立体銘板のデザイン性
板をレーザー切断やウォータージェットで切り抜き、立体的な文字を作る方法です。建築サインや高級店舗の看板に利用され、デザイン性に優れています。仕上げにヘアライン加工や鏡面仕上げを組み合わせることで、高級感のある工業銘板としても利用可能です。
7. 金属素材別の最適な加工法(ステンレス・アルミ)
ステンレスは耐食性・耐候性に優れ、屋外や工場設備に適しています。レーザーマーキングや腐食エッチングが代表的な加工方法です。アルミは軽量でコストを抑えやすく、印刷やアルマイト染色、メタルフォトなどの加工に向いています。特に屋外用途では、アルマイトやメタルフォトを施すことで耐候性が向上します。
8. 富山プレートのレーザーマーキング技術
富山プレートでは、キーエンスMD-X2520やトロテックファイバーレーザーなどの高性能設備を導入し、ステンレスやアルミをはじめとする金属製の工業銘板を高精度で製作しています。40μmビーム径での微細加工が可能で、QRコードや小文字も鮮明に刻印できます。支給材への刻印にも対応しており、カスタマイズ性の高い銘板製作が強みです。
9. 工業銘板に求められる品質と耐久性
工業銘板は単なる表示板ではなく、設備の安全性や製品トレーサビリティに直結する重要な部品です。消えない印字、長期にわたる視認性、環境への耐久性が求められます。富山プレートは高精度測定機による品質管理を徹底し、安心して長期使用できる銘板を提供しています。
10. お問い合わせ・見積もり案内
ステンレスやアルミの銘板製作を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
この記事の要点
- レーザーマーキングは金属銘板に最適で、QRコードやシリアル刻印に強い
- ステンレスは耐候性、アルミはコスト面に優れる
- 彫刻・印刷・腐食・切り文字など用途別に加工方法を選ぶことが重要
- 富山プレートは最新レーザー設備で高精度な工業銘板を提供
- 用途や環境に応じた最適な銘板を提案可能