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樹脂銘板の種類と加工技術とは?名札・工業銘板にも対応できる製作の極意

樹脂銘板の種類と加工技術とは?名札・工業銘板にも対応できる製作の極意
多種多彩な樹脂銘板
多種多彩な樹脂銘板が製造されている現代、名札から工業用の銘板まで、使用目的によって素材や加工方法が大きく異なります。用途に応じた選定が必要で、特にアクリル製の樹脂銘板は多くの業界で重宝されています。
アクリル樹脂銘板の基本分類
樹脂銘板の中でもアクリルは特に多く使われており、以下のような分類があります。
- キャスト板:高透明度、厚みのバリエーション豊富。高級看板、工芸品などに最適。
- 押出板:均一性が高く低コスト。建材や量産パーツに使用。
色・透明度の種類
- 透明アクリル板:光透過率92%、窓・什器・パーテーションに使用。
- 乳白アクリル板:光を柔らかく拡散、サインや照明カバー向け。
- 色付きアクリル板:多彩なカラーでインテリア・POPに使用。
加工方法
- レーザーエッチング後のインク充填(表彫り・裏彫り)
- 2層式アクリルのレーザー加工
- 刃物での彫刻(大型銘板に最適)
- UV印刷による曲面・立体素材への印刷
豊富な使用例
- 工業用:配電盤や制御盤のタイトル銘板
- 教育機関:学校名札
- 公共インフラ:案内表示板・鉄道や船舶銘板
- 贈答・記念:墓石用・記念銘板
株式会社富山プレートの取組み
最新のレーザー設備やUV印刷技術を活用し、小ロットから高精度対応が可能。CO2とファイバーの切替式レーザー機、樹脂用レーザー機、インクジェットプリンタを完備し、柔軟な製作ができます。
まとめ
樹脂銘板は種類も加工法も多様で、用途に応じた適切な製作が不可欠です。用途やデザイン、機能性にこだわりのある方は、経験と実績豊富な専門企業へ相談してみましょう。
この記事の要点
- アクリルを中心とした多種多様な樹脂銘板がある
- 用途に合わせた素材と加工の選択が重要
- 高精度なレーザー加工・UV印刷に対応
- 小ロットや多品種生産にも柔軟に対応