ウォールサインとは?素材・サイズ・取付方法と作り方
ウォールサインとは、店舗・オフィス・施設の壁面に取り付ける看板・表示プレートのことで、ウォールプレート・壁面サインとも呼ばれます。入口のロゴサイン、社名板、店名プレート、壁付けの案内表示などを指し、素材・サイズ・取付方法の選び方で見た目と寿命が大きく変わります。
ウォールサインとは|30秒でわかる基礎知識
ウォールサインは、建物の「顔」として最初に目に入る表示です。看板のように突き出したり自立したりせず、壁面に沿って取り付けるため、壁の材質・仕上げ・日当たりが仕様を左右します。
- 主な用途:店舗のロゴサイン、会社の社名板、エントランスの施設名、フロア・受付の案内表示
- 主な形式:一枚板プレート、切り文字(箱文字・厚板文字)、フレーム付きプレート、木×アクリルなどの複合
- 主な素材:ステンレス、真鍮、アルミ、アクリル、木材
- 主な加工:レーザー刻印、レーザーカット、UV印刷、エッチング
- 取付方法:両面テープ、ビス・アンカー、浮かし金具、掛け金具
ウォールサインの形式と特徴
一枚板プレート
1枚の板にロゴや社名を刻印・印刷する最も基本的な形式です。加工が単純で価格を抑えやすく、両面テープや4点のビスで取り付けられます。屋内外どちらにも使えます。
切り文字(箱文字・厚板文字)
文字やロゴの形に切り抜いた部材を壁に直接並べる形式です。立体感と高級感があり、大型の店舗・施設サインに向きます。文字ごとに位置決めするため、取付には型紙と下地が必要です。
フレーム付きプレート
プレートを金属や木のフレームに収めた形式で、掛け金具で壁に掛けられるためビスが表面に出ません。差し替えや移設がしやすく、賃貸物件にも向きます。
木×アクリルなどの複合サイン
木の板にアクリルや金属のプレートを組み合わせた形式です。カフェ・美容室・雑貨店など、温かみのある空間に合います。富山プレートのブランドCRAFT SIGN PLATEはこの形式の店舗サインです。
素材と加工の選び方
ステンレス
屋外で錆びにくく、ヘアライン仕上げにレーザーで黒発色または白抜きした社名板は最も普及している仕様です。切り文字にも使え、長期間きれいに保てます。加工の詳細はステンレス刻印の方法と選び方をご覧ください。
真鍮
金色の重厚感があり、事務所・ホテル・老舗店の社名板に向いています。屋外では経年で色が深まるため、変化を止めたい場合はクリアコートを指定します(真鍮の経年変化・変色はなぜ起こる?)。
アルミ
軽量で大判にしやすく、黒アルマイトに白抜きするとモダンな印象になります。屋外ではアルマイトかメタルフォトを選びます(アルミ銘板とは?)。
アクリル
透明・乳白・カラーから選べ、UV印刷でフルカラーのロゴを背面に印刷すると表面が傷ついても表示が守られます。レーザーカットで自由な形状にできます。屋外では屋外用インクとコートが必要です。
木材
温かみと個性が出せる素材です。屋外では屋根のある場所にするか、塗装・コーティングを施します。金属やアクリルの文字を組み合わせると耐久性が上がります。
サイズと文字の目安
ウォールサインは「どこから見るか」でサイズを決めます。文字高さの目安は見る距離の1/250以上です。
- エントランス脇の社名板:横300〜450mm。歩いて近づく前提で文字高さ20〜40mm
- 店舗入口のロゴサイン:横400〜600mm。道路から認識させるならロゴ高さ100mm以上
- 受付・フロア案内:横200〜300mm。文字高さ15〜25mm
- 切り文字:文字高さ100〜300mm。設置高さが高いほど大きく
壁の材質別|取付方法
- コンクリート・タイル・石材:アンカー+ビス、または浮かし金具。両面テープ単独は避ける
- 金属パネル・サイディング:ビス止め、または強力両面テープ+接着剤併用
- 石膏ボード(屋内):ボードアンカー、または軽量プレートなら両面テープ
- ガラス:透明両面テープ、吸盤、ガラス用金具
- 木部:木ネジで直接固定
両面テープを使う場合は、壁の材質・表面の粗さ・温度に合わせてテープを選びます(銘板の接着紙・粘着材の選び方)。屋外や重いプレートは必ずビスかアンカーを併用してください。
屋外で長持ちさせる注意点
- 素材は屋外対応に:ステンレス・アルマイトアルミ・屋外用アクリル。素地アルミや無塗装の木は避ける
- 表示は消えない加工に:印刷やシールより、レーザー刻印・エッチング・メタルフォト(レーザーマーキングが消える原因と対策5選)
- 雨の流れを考える:プレート上部に水が溜まらない取付角度・コーキング
- 異種金属の接触を避ける:アルミプレートにステンレスビスを直接当てると電食が起きることがある
- 直射日光による色褪せ:染色やインクは退色するため、南面はレーザー刻印かメタルフォトが安心(メタルフォトとは?)
オーダーの流れ
- 設置場所の写真と壁の材質、見る距離を伝える
- 表示内容(社名・ロゴ・ピクトグラム)とロゴのデータを用意する
- 形式・素材・サイズ・取付方法を決める
- データ入稿(Illustrator・PDF・手書きでも可)(銘板の入稿データ完全ガイド)
- 校正→製作→納品。取付用の型紙・ビス・金具を同梱。1枚から対応(銘板は小ロット・1個から製作可能)
ウォールサインに関するよくある質問
Q. ウォールプレートとウォールサインは違うものですか?
壁面に取り付ける社名板や店名プレートを指す場合は、ほぼ同じ意味で使われます。なお「ウォールプレート」は、コンセントやスイッチのカバーを指す場合もあります。富山プレートで製作しているのは、社名・店名・案内表示などを掲示する壁付けの表示プレートです。
Q. ウォールサインとサインプレートの違いは?
ウォールサインは壁面に取り付ける看板・表示の総称で、サインプレートはその中の板状のもの、あるいは室名札などの小型プレートを指すことが多いです。サインプレート全般はサインプレートとは?種類・素材・オーダーの流れで解説しています。
Q. 賃貸の壁に穴を開けずに取り付けられますか?
軽量プレートなら両面テープ、フレーム付きなら掛け金具で対応できます。石膏ボードならボードアンカーの小さな穴で済む方法もあります。
Q. 屋外に木のウォールサインは使えますか?
屋根のある場所なら可能です。直接雨が当たる場所は、塗装・コーティングを施すか、金属やアクリルとの複合にします。
Q. ロゴのデータがなくても作れますか?
作れます。画像やスケッチからトレースしてデータを起こします。ベクターデータ(AI・PDF)があると仕上がりが正確になります。
Q. 納期はどれくらいですか?
一枚板のレーザー加工なら、データ確定後、数営業日で製作できるケースが多いです。切り文字や複合サインは形式とサイズにより変わるため、お問い合わせください。
富山プレートのウォールサイン製作
株式会社富山プレートは、1973年創業の銘板メーカーとして、ステンレス・真鍮・アルミへのレーザー刻印、アクリル・木材のレーザーカット、UV印刷を自社で行い、社名板・店舗サイン・施設の案内表示を製作しています。壁の材質に合わせた取付方法の提案から、型紙・金具の同梱まで対応します。
設置場所の写真をお送りいただければ、素材・サイズ・取付方法をあわせてご提案します。お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。